派遣マージン 人材派遣会社と社員や労働者について

スポンサードリンク

派遣のマージンとは、人材派遣会社が派遣労働者に支払うお給料としての金額と、派遣先が派遣会社に支払う額との差についてを言います。
派遣会社は派遣先から貰った金額からさまざまな金額を引いて、お給料という形で派遣労働者に支払うということになりますね。
派遣労働者は派遣会社から給料を貰っていますが、派遣のマージンが少ないほうが給料が高くなるような印象がありますので、派遣労働者にとっては派遣のマージンを出来るだけ少なくして欲しい、と思ってしまうのではないでしょうか。派遣労働者から言えば、時給などが多いほうが良いですから、派遣のマージンを少なくすれば、給料としての貰う分は単純に多くなると思いがちですね。
しかし、派遣会社自体が経営するためには、派遣のマージンは必要です。派遣労働者に対する経費やさまざまな人件費などの経費も、派遣先からもらった金額から差し引いて給料として支払わねばなりません。
平均的に言えば、派遣のマージンは、派遣先と派遣会社の契約金額の7割から8割が給料となっていると言われています。業務や職種によっても、派遣のマージンは違いがありますし、派遣会社によってももちろん差があります。
派遣法については、特定の会社のみと契約する「専ら派遣」の禁止など、さまざまな禁止事項があります。禁止をされているということは、それだけ多くの「専ら派遣」という実態があったからだと言えるでしょう。

このような現在の派遣会社の状況から、派遣会社は、義務として派遣のマージン率に対する公開をしなければならない方向になったともいえますね。
派遣会社が、不当に派遣のマージンを詐取しているのではないか、という問題から、派遣のマージン率公開という方向になっていったわけですが、実際、派遣会社が派遣のマージンについて、派遣労働者に有効に活用しているかどうか、適正に使用されているかどうか、というのは、マージン率以外も冷静に検討する必要があるでしょう。
例えば、単純に派遣のマージン率が高いからと言って、その派遣会社自体がよくない企業であるとは言えません。実際は、派遣のマージン率の差というよりも、派遣労働者に対して効果的に使用されているかや、社員の給料以外の待遇、すなわち会社自体の健全さなど、トータルでチェックするのが、というのが派遣会社の優良さを判断するポイントと言えるでしょう。
派遣の仕事は現在、正社員よりも気軽に出来るということで、若者に人気です。しかし、さまざまな課題も抱えていますので、派遣のマージン率公開などの新しい状況などを読み込んで、どのような派遣会社でどのような仕事を得るか、を、しっかりと比較検討する機会が増えたといえるでしょう。