派遣健保 人材派遣会社と社員や労働者について
スポンサードリンク
派遣健保は、働き方の特殊な派遣労働者にとってはとても便利なシステムとなっています。
通常、保険というのは、一部を除き、なんらかの形で加入の必要があります。正社員ならその会社の健康保険組合、働いていない時には、国民健康保険という具合に、なんらかの健康保険に入りますね。
私達は、この健康保険の加入のおかげで、医療機関で診察代を支払う際に、全ての金額を支払わなくて良いのです。
たとえば、正社員で勤めている場合、会社の健康保険組合に加入します。もしも辞めてしまったら、国民健康保険に加入する必要があります。このように、どのような働き方をしているか、または働いていないか、によって、加入する健康保険は変わるんですね。
派遣労働者は、正社員のように固定した会社で働かず、一定の派遣先での仕事だけでなく契約終了時に別の派遣先の登録をして、また新たな会社で働くことが多くあります。
派遣健保は、このように働く派遣労働者用に作られた健康保険組合です。人材派遣会社の業界団体の「日本人材派遣協会」が人材派遣健康保険組合(派遣健保)を作ったものです。
派遣健保は、通常の健康保険と違い、派遣労働者の勤務体系がさまざまなので、特殊な対応となっています。
通常の健康保険であれば、仕事終了時に健康保険が変わるため、その処理も大変でした。
派遣健保加入なら、派遣先の契約終了後1ヶ月以内に、別の派遣先での仕事が決まっている場合、派遣健保の被保険者であり続けることが可能です。
派遣健保に2ヶ月以上加入していれば、申請があれば契約終了でも派遣健保の被保険者のままであることが出来ます。この場合、保険料の負担は少なくなるようです。
このような仕組みが出来たのは、一部の派遣会社が派遣社員の保険料負担を嫌がり、健康保険に加入させないということがあったためです。社会保険事務所より健康保険の加入へのチェックが入ったため、派遣業界団体が、統一して健康保険組合を作ることとなりました。
この派遣健保ですが、派遣会社による派遣で働く場合、どこの会社でも派遣健保に加入出来るとは言えないようです。当然ですが、派遣会社自体が派遣健保に加入していなければ、それを利用することは出来ません。
派遣健保は、派遣会社にも派遣労働者にもメリットのあるシステムであると思いますので、派遣会社を選ぶ際には、さまざまな情報とともに、派遣健保の加入の有無も確認してみると良いですね。ただし、大手会社系列の派遣業者の場合は、独自の健康保険組合のほうがお得な場合もありますので、それも考慮して検討してみましょう。